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PACCARパーツ、トラック搭載の太陽光パネル導入

2025年3月17日 (月)

環境・CSRオランダのトラックメーカーDAFは14日、同社グループのPACCARパーツ(アメリカ)がキャビンやトレーラーの屋根に設置可能な超薄型・柔軟性のあるソーラーパネルを導入すると発表した。これらのパネルはバッテリーを継続的に太陽エネルギーで充電し、燃料消費やCO2排出量の削減、ダイナモやバッテリーの劣化軽減に寄与する。

(出所:DAF)

PACCARパーツのソーラーパネルは、小型版は厚さ3ミリメートル、サイズは110センチ×30センチ、重量700グラムで、大型版はその2倍のサイズで、重量1.3キログラム2種類のサイズが用意されている。これらの自己接着式パネルは、屋根やスポイラーの曲面にも対応できる柔軟性を持ち、容易に設置可能である。生成されたエネルギーはコンバーター(同梱)を介して直接バッテリーに供給され、即時使用または蓄電される。

ほとんどのキャビンの屋根には大小各1枚のソーラーパネルを設置でき、さらに多くのパネルを設置することも可能である。固定された硬い上面を持つトレーラーやボディには、複数のパネルを取り付けることができる。

これらのパネルにより、トラックが駐車中にアクセサリーを使用する際、エンジンを始動する必要がほとんどなくなり、燃料消費とCO2排出量の削減、ダイナモやバッテリーの劣化軽減が期待できる。もちろん、日照時間やキャビン内で使用する電力の量によって、投資回収期間は異なる。

軽量ソーラーパネルは、現在、1100以上のDAFディーラーおよびサービス拠点で入手可能であり、これらの拠点でパネルの設置と接続が行える。

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LOGISTICS TODAY編集部
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