財務・人事自動運転トラックによる物流サービスの実現を目指すT2(東京都千代田区)は19日、2027年から開始するレベル4自動運転トラックによる幹線輸送に向けて、三菱地所(東京都千代田区)から追加出資を受けることで合意したと発表した。同社からの出資は計15億円に達し、22年の会社設立以来の資金調達の合計は63億2000万円となる。
T2は、レベル4自動運転トラックによる幹線輸送の実現に向け、三菱地所と23年に資本業務提携を締結。三菱地所が京都府城陽市などで開発を進める高速道路インターチェンジ(IC)直結の「次世代基幹物流施設」で、有人と無人の運転を切り替える拠点の整備に取り組むとともに、建物内でトラックを走行させる仕組みづくりの検証も共同で行ってきた。
三菱地所は「資本業務提携後、共同で技術開発を進めてきたが、T2の取り組み姿勢や進捗状況を見て、次世代基幹物流施設とのコラボレーションに対する期待感がさらに高まり、追加出資を決めた」などとコメントした。
T2は今後、同社との連携を一段と深め、自動運転トラック輸送の拠点開発を加速していく。
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