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ダイヘン、機能向上した新型自律搬送台車発表

2025年3月25日 (火)

▲AiTran500(出所:ダイヘン)

サービス・商品ダイヘンは21日、自律搬送台車「AiTran」のフルモデルチェンジ機として、新型「AiTran500」を開発したと発表した。500キロ可搬クラスとしては業界最小となる正方形の筐体を採用し、狭隘な通路や低床物への進入を可能にする形状を実現した。物流倉庫や製造工場における搬送自動化のニーズに対応し、ことし4月から年間150台の販売を予定している。

同製品は、全方位に移動できるオムニホイールを採用し、走破性と操作性を高めた。また、前後左右プラスマイナス10ミリの高精度位置決め機能を備え、工場ラインでの正確な荷物受け渡しが可能となった。さらに、Ethernet/IPの標準装備により、生産設備やエレベータ、自動扉などとの連携が簡易になり、施設全体の搬送システムへの統合が図りやすい構造となっている。

物流面では、用途に応じてリフト機構、けん引機構、コンベアを搭載した3種類の搬送パッケージを用意。例えば、物流倉庫では台車の向きを選ばず荷受け・荷渡しが可能なリフト機構や、カゴ台車の自動着脱が可能なけん引パッケージを活用することで、搬送効率が向上する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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