サービス・商品自動倉庫システムを開発するノルウェーのAutoStore(オートストア)は10日、米パデュー大学(インディアナ州)工学技術学部のスマートラーニングファクトリーに同社の自動倉庫システムを納入したと発表した。学生は、実際に世界中で使われているシステムを体験しながら、産業の自動化システムについて学べる。
納入されたのは同社の自動キューブストレージシステムで、格子状に組まれたグリッド内に、ビン(専用コンテナ)が隙間なく格納され、倉庫内を自在に走行するロボットが、作業者の待つポートへ目的のビンを搬送する。
構造が極めてシンプルなことから、工場や倉庫の条件にあわせたカスタマイズが容易で、導入後も扱い量の増減や事業の変化にあわせてフレキシブルに対応できる。
同社は「学生は最先端のロボット工学とソフトウェアにリアルタイムでアクセスできる。未来のエンジニアがキャリアの早い段階で世界クラスのテクノロジーに触れることは非常に重要だ」としている。
また、同大学は「最先端の自動化に直接触れることで、学生は就職初日から他者と差別化できるスキルと洞察力を獲得できる」と意義を強調している。
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