ロジスティクスSBフレームワークス(東京都江東区)は27日、中古モバイルデバイスの査定作業を自動化するため、フューチャーダイヤル(渋谷区)と戦略的パートナーシップを締結すると発表した。フューチャーダイヤルのAI査定マシン「スマートプロセッシング プラットフォーム」を導入し、中古デバイスの処理能力を強化する。今後、同社が手がける物流オペレーションの効率化と供給力の拡大を図る。
同社は、物流分野において中古スマートフォンやタブレットなどのデバイス再流通事業を展開しており、2024年度には取扱台数が過去最高を記録する見通し。物流倉庫内での査定・検査作業では、作業者の熟練度によるばらつきや人件費の上昇が課題となっていた。今回の提携により、AIとロボティクスによる自動化で査定精度を平準化し、作業の省人化・省力化を実現する。
フューチャーダイヤルは、全世界で3億5000万台以上の中古デバイス処理実績を持ち、リバースロジスティクスを支える技術力に強みを持つ。SBフレームワークスはフューチャーダイヤルの技術支援を受けながら、日本市場に特化した高品質な中古デバイスの査定・流通を推進し、リードタイムの短縮や資源循環の促進など、物流現場における持続可能な運用体制を構築する。
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