認証・表彰南日本運輸倉庫(東京都中野区)は27日、同社の佐野チルドフローズン物流センターと藤沢営業所の2か所が、国際規格「ISO31512」の認証を3月17日に取得したと発表した。同認証は日本が主導するコールドチェーン物流に関する国際基準であり、同社が認証第1号となる。
同社は創業から50年間にわたり、チルド・フローズン食品輸送を専門に手がけ、輸送品質の向上と管理体制の強化に努めてきた。2024年には国内認証「JSA-S1004:2020」も取得しており、今回はさらなる品質保証体制の強化と、国際的な信頼性の向上を目指して国際規格に基づく認証取得に踏み切った。認証審査は日本海事協会が実施した。
国土交通省は、同規格を含めた日本式コールドチェーン物流に関する国際標準がアジア諸国をはじめとして世界各国で普及するよう、引き続きオールジャパン体制での取組を支援するとしている。
ISO31512は、コールドチェーン物流における適切なサービス品質の確保と国際的な競争力の強化を目的に、2024年12月に発行された国際規格。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com