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テスHD、日生の物流施設にオンサイトPPA導入

2025年3月28日 (金)

荷主テスホールディングスは28日、連結子会社であるテス・エンジニアリング(大阪市淀川区)が、日本生命が所有・管理する「ニッセイロジスティクスセンター 鳥栖」(佐賀県鳥栖市)向けに、オンサイトPPAモデルによる自家消費型太陽光発電システムを設置し、2月から再生可能エネルギー電気の供給を開始したと発表した。

▲ニッセイロジスティクスセンター 鳥栖(出所:テスホールディングス)

同施設の屋根に設置された発電設備の容量は0.4メガワットで、年間発電量は29万キロワットを見込む。これにより、施設全体の年間電力需要の45%を賄う計画で、年間のCO2排出削減量は122トンになる見通しだ。また、同施設の屋根スペースを最大限活用し、追加で1.9メガワットの太陽光設備を導入し、発電電力をFIP制度を活用して市場に売電、環境価値の活用も進める。

物流施設における安定的な電力確保と脱炭素化の両立を図る取り組みとして、本事業は初期投資不要で導入可能なオンサイトPPAモデルを採用。電力需要の変動や燃料価格の影響を受けにくく、長期的な視点でエネルギー供給の安定化を実現する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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