サービス・商品ギークプラス(東京都渋谷区)は4日、高所保管と自動搬送機能を組み合わせた新型ロボティクス「RS(Robo Shuttle)シリーズ」の国内提供を同月から開始すると発表した。最大12メートルのラック収納に対応し、従来比最大8倍の作業生産性を実現するという。併せて、導入コストを抑えた一体型モデル「RSAir」をことし夏に販売する。

(出所:ギークプラス)
RSシリーズは自動ケースハンドリングロボット(ACR)と自律移動ロボット(AMR)を連携させた構造で、倉庫内の保管スペースとピッキング作業効率を両立させる。ロボットが最大1.8メートル毎秒で稼働し、荷物を作業員の元へ搬送する「Tote-to-Person」方式を採用。荷物の搬送はコンテナと段ボールの双方に対応しており、多様な物流現場に適応可能だ。
物流業界ではEC(電子商取引)拡大に伴う荷物増加と人手不足が深刻化しており、倉庫の新設が難しいなかで既存施設の活用が求められている。RSシリーズは防火区画に左右されずに設置可能な柔軟設計で、既存倉庫でも最大限の効率化が図れる。
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