ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

国産SAF原料油SC構築に岩谷産業が参画

2025年4月4日 (金)

ロジスティクスコスモエネルギーホールディングス(HD)は4日、岩谷産業が国産SAF(持続可能な航空燃料)製造に向けた廃食用油の調達支援業務に参画すると発表した。岩谷産業は、同社グループのコスモ石油、日揮ホールディングス、レボインターナショナル、SAFFAIRE SKY ENERGYと連携し、国内唯一の国産SAF製造設備向けに廃食用油の供給体制を強化する。

同契約により、岩谷産業は全国330万世帯のLPガス顧客網や産業ガス事業のネットワークを活用し、廃食用油の排出元を開拓。収集はレボインターナショナルが担い、大阪府堺市のSAF製造プラントへ供給する。SAFFAIRE SKY ENERGYはこの原料を使用し、ことし4月からSAFの製造を開始する。製造されたSAFは、航空各社へ供給される。

SAFは、化石資源に代わる燃料として注目されており、原料が全量廃食用油であれば、従来の航空燃料と比較して温室効果ガスを80%削減できる。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com