フードカピチ(シンガポール)は8日、ベトナムのGreen and Smart Mobility Joint Stock Company(GSM)と業務提携し、電動バイクを活用したフードデリバリーサービスを展開すると発表した。両社はサービスの統合を通じて、環境に配慮した持続可能な物流の実現を目指す。
提携により、同社の注文管理システムとGSMが運営する「Xanh SM」の電動車両配車システムをAPI連携で統合。ユーザーが注文すると、最寄りのGSMドライバーが即時にレストランへ配車される。位置情報のリアルタイム共有や到着予定時刻の通知機能により、料理の品質を保ったまま効率的な配達が可能となる。すべての配達には、GSMの電動バイクや電気自動車が用いられ、排出ガスゼロの配送網を形成する。
同社は現在ベトナム国内で20万人超のユーザーと2000店舗超の提携先を持ち、自社で配達車両を保有せずとも広域配送が可能になることで、運営コストを抑えた成長が期待されている。GSMは、稼働率が低い時間帯でも配達業務を行うことで効率を高め、新たな収益源を確保する。
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