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ボルボT、世界最大級の電動コンクリポンプ車を発表

2025年4月8日 (火)

国際ボルボトラックス(ドイツ)とドイツの建設機械製造大手のプッツマイスター(同)は7日、ドイツ・ミュンヘンで開催中のバウマ展示会において、世界最大級のバッテリー式電動コンクリートブームポンプ車を発表した。このゼロエミッション車両はスウェーデンの建設会社スウェロックに納入される予定。

(出所:ボルボトラックス)

このポンプ車は42メートルのリーチを持つ殿堂建設機械。ボルボトラックスは電動トラックの主要サプライヤーとして、長年のパートナーであるスウェロックからの要請を受け、プッツマイスターと共同で全電動式のトラック搭載型コンクリートポンプを開発した。

従来のディーゼルトラックではポンプ作業中もエンジンを稼働させ続ける必要があり、排気ガスや騒音が発生していた。新型電動ポンプ車では、満充電で最大50キロメートルの走行と、50立方メートルのコンクリート圧送が可能となっている。より長距離の移動や大量のコンクリート圧送が必要な場合は、現場にCCS充電設備を設置することで、コンクリート圧送作業を継続しながら充電することも可能。

ボルボトラックスは2019年に電動トラックの量産を開始し、現在は輸送トラック、セメントミキサー、コンクリートポンプ、ダンプカー、クレーン、フックリフトなど建設業界向け輸送機器の脱炭素化を進めている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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