財務・人事INDUSTRIAL-X(インダストリアル・エックス、東京都港区)は28日、第三者割当増資と金融機関からの融資により、総額19億3000万円を調達したと発表した。内訳は、シリーズCのエクイティ調達が14億2000万円、デット調達が5億1000万円。
同社は2019年の創業以来、データドリブン経営による企業変革を支援してきた。コンサルティング事業に加え、DX(デジタルトランスフォーメーション)に必要な外部リソースを提供するソリューションプラットフォーム「Resource Cloud」などを展開している。今回の調達資金は、AI(人工知能)を活用した産業変革「AX」(AIトランスフォーメーション)と、宇宙産業への本格進出に充てる。
AI領域では、業務プロセスをAI前提で再定義する「AX Agent Suite」などのAIエージェントソリューションを推進する。従来のITツール導入型のDXから、AIに一部業務を任せる運用へ移行させ、業務改善や生産管理などの現場領域で省力化、標準化、意思決定支援を進める狙いだ。
宇宙領域では、地上産業で培ったデータ連携基盤の知見を宇宙産業へ広げる「スペース・ツイン」構想を掲げる。すでにJAXAの宇宙戦略基金で、衛星開発の標準化・効率化に向けたプロジェクトの代表機関に採択されている。今後は、製造、物流、通信、エネルギーなど地上産業と宇宙産業を結ぶデータプラットフォームの構築を目指す。
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