環境・CSRゼロボード(東京都港区)は1日、同日付で日本自動車部品工業会(JAPIA)に正会員として加盟したと発表した。同社は、温室効果ガス(GHG)排出量の算定と可視化を支援するクラウドサービス「Zeroboard」を提供しており、自動車部品業界の脱炭素化に貢献する体制を強化する。
Zeroboardは、調達から廃棄に至るまでのサプライチェーン全体のGHG排出量を可視化する機能を持ち、1次データに基づく分析や報告も可能としている。さらに、経済産業省が主導するデータ連携基盤「Ouranos Ecosystem」(ウラノス・エコシステム)にも参画し、欧州の電池規則に対応した「Zeroboard for batteries」は、同基盤との連携が認証されている。完成車メーカーや電池メーカー、そのサプライヤーでの導入も進んでいる。
JAPIAにはことし3月1日時点で439社が加盟しており、会員企業による自動車部品の出荷額は20兆円に達している。脱炭素化の重要性が高まるなか、ゼロボードは最新技術と知見を活用したソリューションを提供し、業界全体の持続可能な発展とカーボンニュートラルの実現を後押しする。
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