GHG排出算定のゼロボード、欧州電池規則に対応

環境・CSR温室効果ガス（GHG）可視化ソリューション「Zeroboard」（ゼロボード）を提供するゼロボード（東京都港区）は10月31日、欧州電池規則に対応するためのソリューションとして「Zeroboard for batteries」（ゼロボードフォーバッテリーズ）を開発すると発表した。

▲イメージ画面（出所：ゼロボード）

ゼロボードフォーバッテリーズは、ゼロボードのカーボンフットプリント（CFO）算定機能を、欧州電池規則に対応させたクラウドサービスで、経済産業省主導で構築中のサプライチェーンデータ連携基盤である「Ouranos Ecosystem」（ウラノス・エコシステム）との連携も可能だ。

同社は自動車サプライチェーン複数社をつないでのCFPデータ連携について、2022年の経済産業省のカーボンフットプリントガイドライン策定に向けた実証事業や、三重県での自動車部品に携わるCFPの実績値算定事業を受託し、CFP算定と削減支援のモデルケース構築にも取り組んでいる。

欧州電池規則はことし7月に欧州理事会で採択された、バッテリー製品の原材料調達から設、再利用、リサイクルに至るバッテリーに関する規則で、GHG排出量の表示義務や、資源採掘、リサイクルに関する規制などが含まれる。

ゼロボードフォーバッテリーズは、10月31日から11月1日まで、東京ビッグサイトで開催されている「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」に展示する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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