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国交省、バッテリー交換式EVの国際基準策定へ

2025年4月14日 (月)

行政・団体国土交通省は11日、スイス・ジュネーブで3月28日に開催された国連自動車基準調和世界フォーラム(WP.29)の排ガス・エネルギー分科会(GRPE)において、日本が提案したバッテリー交換式EVの安全性や耐久性に関する国連基準の策定に向けた議論を開始すると発表した。提案はフランス、イギリスを含む参加国の賛同を得て合意された。

▲GRPEにて提案する国交省職員(出所:国土交通省)

同省は、トラックなどの商用EVで課題となっている航続距離や充電時間の問題に対応するため、バッテリー交換式EVの普及を推進しており、官民連携による開発や実証を進めてきた。2024年1月に発足したカーボンニュートラルセンターを拠点に、安全項目の検討や国際シンポジウムの開催などを通じて、基準策定の準備を進めている。今回のGRPEでの提案を皮切りに、27年の基準策定を目指す。

バッテリー交換式EVは、物流分野における脱炭素化の切り札として期待されており、運送事業者にとっては、短時間でエネルギー補給が可能となり、配送効率や稼働率の向上に寄与する。

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LOGISTICS TODAY編集部