ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

北海道の高校で食品物流特別講義を実施

2025年4月17日 (木)

▲特別講座の様子(出所:北海道文教大学附属高等学校)

環境・CSR北海道文教大学附属高等学校は16日、食物科2年生を対象とした「物流業界における2024年問題」に関する特別講座を実施したと発表した。物流現場の現状や課題、食品流通の仕組みについて理解を深めることを目的に、講義とワークショップの2部構成で行われた。

第1部では、大壮運輸(北海道江別市)が登壇し、荷物の配送過程や食品ロスの実態を紹介した。水槽付きトラックで韓国やロシアに活魚を輸送する事例や、段ボールの破損によって発生する事業系食品ロスの問題などを解説した。物流業者が果たす役割の重要性と、破損による受け取り拒否が食品廃棄の一因である現実を具体的に示した。

第2部では、教育活動家の金田一志帆氏が、ケーキ製造での材料の仕入れと出荷をテーマとしたワークショップを行った。生徒たちは、製造開始時間や出荷先への到着時間を逆算し、物流計画を立てるシミュレーションに取り組んだ。生徒からは「材料が届くまでに時間がかかることを実感した」などの感想が寄せられた。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com