メディカルRAVIPA(東京都豊島区)は18日、同社グループのAZ日本AIロボット(神戸市東灘区)が、医療現場に特化したロボット3種類のサブスクリプション提供を開始したと発表した。これにより、医療機関の人手不足や作業負担を軽減し、院内業務の効率化と安全性向上を図る。今回のサービスは、高額な初期導入費用を不要とし、月額料金でロボットを利用できる仕組みとなっている。
同社が提供するのは、小型荷物や書類を自動搬送する「CareMover」、手術用薬剤の在庫管理や搬送を行う「CareMedic」、空気中のウイルスや細菌を除去する「CareAir」の3種で、ことし3月に開催された「メディカル・ジャパン大阪」で初公開された。搬送ロボットには既存機の医療向け改良型を採用し、空気清浄機能付きロボットは99.7%のウイルス除去性能を有する。
物流面ではCareMoverが院内の物品輸送の自動化を担い、スタッフによる手作業の削減が期待される。従来のロボット導入では初期費用が障壁となっていたが、サブスクモデルの採用により、多くの施設での導入が現実的になった。5月24日13時から神戸市内で開催される「第21回投資・M&Aフォーラム」にも登壇し、医療ロボットの展望を紹介する。

(出所:RAVIPA)
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