荷主豊田自動織機は28日、安城工場(愛知県安城市)で実施した土壌調査の結果、一部で土壌汚染対策法の基準値を超える特定有害物質を検出したと発表した。駐車場増設工事の検討に伴い調査したもので、同日、調査結果を愛知県に提出した。
調査場所は安城工場内の1万1133平方メートルの範囲。対象物質は、土壌汚染対策法で定める特定有害物質のうち、第2種特定有害物質に分類されるふっ素及びその化合物、鉛及びその化合物、シアン化合物の3物質とした。
調査の結果、土壌溶出量でふっ素及びその化合物が最大1.9mg/L検出され、基準値の0.8mg/L以下を2.4倍上回った。基準を超過した土壌の検出深度は0.79メートルから1.42メートルで、10メートル格子で分割した調査区画115区画のうち、2区画で超過が確認された。一方、土壌含有量については全ての調査区画で基準に適合した。
同社によると、ふっ素及びその化合物は安城工場内で取り扱い履歴があるものの、今回の調査区画内での取り扱い履歴は確認されていない。当時から法令に基づき適正に使用、管理しており、漏えい事故や飛散などもないとしている。汚染が判明した場所は、不透水シートで被覆しており、汚染土壌の飛散や雨水などによる拡散のおそれはないという。今後は地下水汚染の有無を調べるとともに、土壌深度調査で汚染範囲を把握し、必要な措置を検討する。
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