M&A商用EV(電気自動車)バンのフォロフライ(京都市下京区)とEV普及を促進するASF(東京都千代田区)は24日、国内初となるEVスタートアップ間の業務資本提携を発表した。両社は互いの技術とノウハウを活用し、国内での競争力あるEV普及体制の確立を目指す。
京都市に本社を置くフォロフライは、ASFへの資本出資を行うとともに、小間裕康社長がASFの経営に参画。両社は自動車整備ネットワークとアフターサービス基盤を共有・連携することで、顧客満足度の向上を図るという。ASFが販売する軽VANモデルをフォロフライの車種ラインナップに加えて販売を展開し、共同開発も進める。トランプ政権による高関税政策が発表されるなか、国内生産体制の強化を通じて物流業界の脱炭素化推進に貢献する狙いだ。
ASFの飯塚裕恭社長は「相互に強みを生かし合うことで、顧客満足度をより高めることが可能になる」と述べた。一方、フォロフライの小間社長は「排気ガスや騒音のないクリーンなEV配送を実現することで、人にも環境にも優しい持続可能な社会を実現したい」と意気込みを語った。
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