
(出所:日本ドローンビジネスサポート協会)
環境・CSR日本ドローンビジネスサポート協会(岡山市北区)は25日、能登地震・豪雨で被災した石川県奥能登地方で、実践的なドローン訓練カリキュラム「ドローンビジネスマスター(減災)コース」を開講すると発表した。
災害現場を実際に活用した訓練を行い、地震・水害など複合災害に対応できる人材育成を目指す。受講対象は自治体職員、消防職員、警察職員、民間の防災関係者などで、総合訓練は5月20-23日にプレ開催、6月17-19日に第1回を実施する。
訓練では沿岸部、山間部、市街地の3か所に分かれて実施し、地割れや隆起、津波警報時の状況把握、浸水被害確認など現場に即した内容を扱う。チーム単位で管制本部と連携しながら実施するため、災害時の情報共有や即応能力も強化する。加えて、ドローンを活用した物資輸送訓練では、孤立地域への連続搬送や悪天候下での緊急輸送も行う。ドローンによる3Dマッピングや熱画像カメラを活用した要救助者探索技術も習得できる。
訓練費用は、1日間の速習訓練が11万円、2日間の調査捜索訓練・計測訓練・輸送訓練が各33万円、3日間の総合訓練が44万円。今後は月1回の総合訓練を基本に各種コースを開催し、ドローン技術を活用した災害対応力向上を図る。
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