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近鉄エクス、パナソニックの国際物流子会社買収に合意

2013年10月24日 (木)

M&A近鉄エクスプレスは24日、パナソニックの子会社でグループの三国間貿易や輸出入を担う国際物流の子会社「パナソニックトレーディングサービスジャパン」(大阪市中央区)の株式65%を取得すると発表した。

近鉄エクスプレスとパナソニックは今後、具体的な検討を進め、12月末に最終契約書を締結した上で、2014年4月の譲渡実施を目指す。

近鉄エクスプレスは、メーカーの物流ニーズに精通するパナソニックトレーディングサービスジャパンをグループに加えることでノウハウを蓄積し、グループ全体の競争力を高める。

パナソニックは、株式譲渡を通じて近鉄エクスプレスの経営資源・ノウハウを活用し、パナソニックトレーディングサービスジャパンがグループ企業に対して提供している国際貿易業務サービスレベルを維持・向上しながら、貿易関連業務の効率化、貿易関連業務委託費用の合理的な削減を図る。

28日の合意では、(1)パナソニックがパナソニックトレーディングサービスジャパンの発行済み株式2万株のうち1万3000株(65%)を近鉄エクスプレスへ譲渡すること(2)パナソニックトレーディングサービスジャパンは、近鉄エクスプレスグループの経営資源・ノウハウを活用することで、貿易手続業務の効率化を実現すること(3)パナソニックトレーディングサービスジャパンが提供するサービスレベルは、今後も維持・向上に努めること——の3点を確認した。