拠点・施設香港の物流不動産開発ESRは2日、デジタルインフラ企業のスタックインフラストラクチャー(米国)と共同で、京都と大阪、奈良の3府県にまたがる関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)に新たなデータセンターを建設、運営すると発表した。
両社は、IT容量72メガワットのデータセンターを整備する開発プロジェクトを進めており、1号棟の建設にことし3月1日、着手した。同棟はIT容量18メガワットで、2027年6月までの稼働を予定している。施設は環境性能認証LEEDゴールド認証を事前取得している。

(出所:ESR)
両社は人工知能(AI)やクラウドなどの需要に対応するため、アジアでのデータセンターの開発プロジェクトで提携。韓国の仁川でも48メガワットのデータセンターを開発するプロジェクトを進めている。
ESRは「大規模なデータセンター開発で、ESRは用地取得や電力確保、地域社会との連携など独自のノウハウを有している。関西では最先端でエネルギー効率の高いデジタルインフラへの需要が高まっており、今後5年間でハイパースケーラーや大手企業に、最先端のデータセンター容量、拡張性、柔軟性を提供する」などとしている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com