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ESRとコルト、大阪に130MW級データセンター開発

2025年10月16日 (木)

拠点・施設物流不動産大手のESR(東京都港区)とデータセンター運営のコルト・データセンター・サービス(英国)は16日、大阪府箕面市で計画する130メガワット規模のハイパースケールデータセンター開発に向け、共同事業会社(JV)を設立したと発表した。第1期(65メガワット)はESR-Colt DCS JVが設計・施工を担い、運用はコルトが行う。

プロジェクトは、アジア太平洋地域でも有数のデータセンター集積地である大阪圏に位置し、クラウド普及やAI(人工知能)需要の拡大に対応する戦略拠点となる。用地面積は14万平方メートルで、2027年に着工、29年後半の稼働を予定。LEEDゴールド認証の取得を目指し、環境性能にも配慮する。

ESRは物流施設に続き、データセンターを中核事業に育成しており、ことしは大阪・コスモスクエアで同社初のハイパースケール施設「OS1」が完成。一方、コルトも23年に「Colt京阪奈データセンター」を開設するなど、日本市場での事業拡大を進めている。

両社は今回のJVを通じて、データセンター運営の専門性と不動産開発力を融合。AIやエンタープライズ需要に対応する高性能施設を整備し、地域のデジタルインフラ強化と持続可能な都市開発に寄与していく考えだ。

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