サービス・商品東京都は2日、持続可能な航空燃料(SAF)の原料となる使用済み食用油を回収する「家庭の油回収キャンペーン」を開始したと発表した。これは、9月に開催される東京2025世界陸上と連携した取り組みであり、都内80か所および都庁舎に回収所を設置している。回収された油は大阪府堺市のSAF大規模製造所で精製され、羽田空港など国内空港で航空機燃料として使用される。
東京都環境局は、家庭や飲食店から排出される使用済み食用油を集め、都庁舎でも職員食堂などで発生する油を回収し持続可能な航空燃料として活用する。都庁第一本庁舎2階北側展示スペースに回収所を設け、平日は9時30分から17時30分まで、土日祝日は11時から18時まで受け付ける。
東京2025世界陸上では、200を超える国・地域から2000人のアスリートが集まる。東京都は、SAFの活用を通じて環境負荷の低減を目指すとともに、同大会を契機にサステナブルな取り組みをアピールする。
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