環境・CSRナレッジ(岩手県盛岡市)は8日、自治体向けの災害備蓄品在庫管理システム「コレアル在庫管理システム」をリリースすると発表した。同システムは、災害備蓄品の在庫管理を効率化し、食品ロスを削減することを目指している。QRコードを活用した管理や、フリーマーケット機能を搭載しており、NPO法人や子供食堂などへ消費期限が近付いた備蓄品を格安で提供する仕組みを備えている。
具体的には、災害備蓄品の消費期限管理から保管場所や商品の状態管理をクラウド上で一括して行うことができ、スマートフォンやタブレットを使用することで、在庫の確認から棚卸しまでを簡便に行える。また、マーケット機能により、災害備蓄品を民間団体へスムーズに流通させ、廃棄を防ぐ効果が期待される。
同システムは月額3000円から利用可能で、初期登録業務の代行サービスや無料トライアル期間を提供する。同社は、7月3、4日に大阪市「マイドームおおさか」で開催される第12回震災対策技術展大阪、および10月8、9日に仙台市「AERビル」で開催される第13回震災対策技術展東北に同システムを出展する。
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