財務・人事岡山県貨物運送は9日、2025年3月期決算を発表した。
発表によると、売上高は前年同期比1.7%増の383億4600万円、営業利益は同41.7%増の9億700万円、最終利益は61.6%減の9億5700万円となった。これは前期に広島主管支店の移転に伴う旧広島主管支店などの譲渡による固定資産売却益を計上していたことによるものである。
貨物運送関連セグメントにおいては、適正運賃・料金の収受に積極的に取り組んだことなどにより、売上高は前年同期比1.6%増の363億1700万円となった。営業利益は前年同期比50.5%増の7億4400万円と大幅な増益となった。
会社では同業他社との共同輸配送を拡充し、輸送効率の改善を進めていることが好調の要因の一つとなっている。2月からは北陸方面の配送を同業他社に委託し、山陰方面の配送を受託するなど、輸送の効率化を進めた。
通期予想は、売上高が前年同期比1.7%増の390億円、営業利益は同16.9%増の10億6000万円、最終利益は12.3%減の8億4000万円と見込んでいる。
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