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鉄建建設、高速道の車線規制管理効率化を実証

2025年5月13日 (火)

調査・データ鉄建建設は13日、モード(米国)とともに、高速道路リニューアルプロジェクトにおける車線規制管理の効率化を目的とした実証実験を実施したと発表した。同実証実験では、現場データを一元化するIoT(モノのインターネット)プラットフォーム「BizStack」(ビズスタック)と、生成AI(人工知能)を活用したアシスタント機能「BizStack Assistant」を活用することで、効果的な規制帯管理手法の確立を目指す。

実験の成果としては、規制帯起点・終点、工事車両出入り口の保安設備位置をGPSで計測し、BizStack上で情報を一元化することで、規制管理者への問い合わせ回数が大幅に減り、人的負荷が軽減された。また、外部サービスで提供される渋滞情報に基づき規制判断を行うことで、担当者間の意思疎通や発注者からの問い合わせ対応がスムーズになった。

▲規制箇所に設置されたカメラ映像(出所:鉄建建設)

また、地図上の規制帯の位置情報と現場に設置したカメラの映像をBizStack Assistantと連携したチャットアプリで呼び出し、リアルタイムに確認することで、1日あたり60分かかっていた確認時間が3分程度に短縮した。加えて、BizStackに実装した規制履歴の一括出力により、毎月の報告業務のための集計・記録作業が不要になり、転記ミスがなくなり、情報の正確性が向上した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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