調査・データ名港海運は13日、2025年度から29年度までを対象とする中期経営計画「MX2029」を発表した。同社では、基本戦略として国内事業の拡大、海外事業の成長、物流DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進、人的資本の強化、サステナビリティ経営の推進などに取り組み、財務目標(最終年度)としては、売上高900億円、営業利益70億円の達成を目指す。
国内では、名古屋港地区での老朽施設の更新やスクラップ・アンド・ビルドによる事業基盤の強化を進めるとともに、九州、北陸、東北など3か所でリソースの拡充を図る。海外事業では、成長が見込まれる地域での新拠点開設やアセットの拡充、グローバル人材の育成を重点課題として取り組む。
情報通信技術(ICT)の活用や自動化設備の導入により、物流DXを推進し、生産性と収益性の向上を目指す。人的資本の強化では、新人事制度を通じた「採用・育成・評価・定着」の好循環を創出する。サステナビリティとしては、「ESG+Safety(セーフティ)」の推進を通じた持続可能な経営を実現する。財務戦略では、保有資産の最適化、有利子負債の適正活用で資本効率の向上を図る。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com