全ト協、過労死防止セミナー資料を特設ページで公開

調査・データ全日本トラック協会（全ト協）は15日、各都道府県トラック協会で開催する「過労死等防止対策セミナー～健康起因事故の削減を目指して～」の資料をホームページ上で公開したと発表した。資料は過労死等防止対策の特設ページで公開されている。

同セミナーでは、過労死などや健康起因事故の現状を知り、ドライバーの健康維持のために管理者が生活習慣の改善を促す手法を学ぶとともに、健康管理対策取り組み状況チェックリスト等を用いた小集団による意見交換を実施している。これにより事業者は自社の取り組みレベルを把握し、他社の好事例から新たな気づきを得ることができる。

公開された資料には、セミナー本資料、生活習慣改善方法を考えるワークシート、健康チェックシート、健康起因事故防止・過労死等防止対策の取組状況チェックリストなどが含まれる。一部はセミナー受講者限定資料となっており、受講証明書に記載のパスワードが必要となる。

協会側は「セミナーを受講された事業者様においては、自社のドライバーに対してドライバーの健康意識の向上、生活習慣改善のための教育用教材としてご活用ください」と呼びかけている。また、セミナーを受講していない事業者に対しても、資料を参考にドライバーの健康管理の取組に役立てるよう促している。

同ページでは各都道府県トラック協会の2025年度セミナー開催日程も公開されている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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