メディカルアルフレッサホールディングスは15日、聖マリアンナ医科大学発ベンチャー企業のLTTバイオファーマ(東京都港区)と共同開発契約を締結したと発表した。がん治療薬「PC-SOD」の開発・流通支援をトータルサプライチェーンサービス(TSCS)を通じて実施する。
同社グループはPC-SODの上市前における治験薬保管や配送業務の優先権、CRO業務の受託優先権を取得する。上市後はライセンス・製造販売権の独占交渉権、包装・表示・保管業務および流通権を確保し、LTTバイオファーマの医薬品アクセス向上に寄与する。
LTTバイオファーマは、ドラッグ・リポジショニング(DR)とドラッグデリバリーシステム(DDS)を用いた効率的な新薬開発と産学連携を通じた革新的な医薬品の創出を目指し、複数のパイプラインについて開発を進めている。ドラッグデリバリーシステム(DDS)を用いたバイオ医薬品PC-SODにおいては、がん治療に使用される化学療法薬の副作用として発生する神経障害であるCIPN(化学療法誘発性末梢神経障害)を対象として開発を進めており、前期第II相臨床試験の結果を受け、国内外でのライセンス活動を展開している。
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