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玉井商船決算、外航苦戦し減収も増益

2025年5月15日 (木)

財務・人事玉井商船は15日、2025年3月期の決算を発表した。売上高は前年比13.4%減の53億8900万円、営業利益は同2%増の8億8800万円、最終利益は2.87倍の20億9500万円と減収増益だった。

外航海運業セグメントの売上高は17.2%減の42億8000万円、セグメント利益は2%減の12億7600万円だった。日本から海外に向かう航路において貨物輸送から短期貸船にシフトし、また支配船舶一隻を売船した。営業費用は短期貸船の増加に伴い運航費が減少、売船に伴い船費が減少したことにより全体として大幅な減少となった。

内航海運業セグメントは売上高3.4%増の9億9200万円、セグメント利益は2.1%増の6700万円だったた。ドライバルク部門で輸送量と運賃単価上昇、タンカー部門では貸船料の値上げにより増収。利益は入渠工事費の増加により船費の増加があった。

26年3月期の通期予想は、売上高は7.2%減の50億円、営業利益は82%減の1億6000万円、最終利益は95.7%減の9000万円とした。

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LOGISTICS TODAY編集部
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