調査・データ全日本トラック協会は19日、事業用貨物トラックが第一当事者となる死亡事故件数を公表した。警察庁「交通事故統計(2025年4月末)」に基づき、死亡事故の推移と、25年1月から4月までの実績を詳細にまとめている。
25年は1月に18件、2月に18件、3月に15件、4月に16件が発生した。前年の同時期と比較し、1月で1件減少、2月で2件増加、3月で変動なし、4月で3件減少という内訳となる。大型トラックは1月に8件、2月に11件、3月に8件、4月に10件の死亡事故を起こし、2月は前年と変わらず、1月と3月は減少、4月は減少となった。中型トラックは1月6件、2月6件、3月6件、4月6件で、1月は2件増加したが、その後は前年同様の数値だった。

事業用トラックが第1当事者となる死亡事故件数の推移(R3~R7)(出所:全日本トラック協会)
準中型トラックは1月3件、2月1件、3月3件、4月3件となった。1月に2件、2月に1件減少したが、3月は1件増加し、4月は変化がなかった。普通トラックは、1月1件、2月0件、3月0件、4月1件だった。1月、4月は1件増加、2月、3月は前年と同じ結果だった。25年1月から4月の合計は67件で、24年同期比で2件減少した。年別の累計は21年が200件、22年は169件、23年が199件、24年が200件、25年が4月末現在で67件となった。
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