ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

新明和工業、塵芥車向け業務効率化システムを実証

2025年5月28日 (水)

▲運転席でのデータ入力作業風景(出所:新明和工業)

調査・データ新明和工業(兵庫県宝塚市)は28日、レシップ(岐阜県本巣市)と共同開発した「廃棄物収集業務効率化システム」の実証実験を、川崎市内で開始すると発表した。対象となるのは回転板式塵芥車3台で、一般廃棄物の収集作業において基本機能の検証を行う。

同システムは、収集ルートのナビゲーション、車両位置の遠隔監視、収集履歴の自動記録、日報作成の自動化などを特徴とする。レシップ製の車載通信機器「LIVU」を塵芥車に搭載し、取得データを常時サーバーに送信することで、オペレーターとドライバー双方の業務効率向上を図る。

新明和工業とレシップは、2030年までに同システムを塵芥車5000台に導入する目標を掲げており、25年内のサービス提供開始を目指す。今回の実証結果をもとに、積載量やメンテナンス情報の取得機能も加えたサービス開発を進める。同システムは28-30日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「2025NEW環境展」で展示される。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com