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大興運輸、24年度売上は7.5%増

2025年5月28日 (水)

調査・データ大興運輸(愛知県刈谷市)は27日、2024年度の取り組みを「TAIKOH Report 2025」として公開し、24年度の売上高が前期比29億3800万円(7.5%)増加し421億800万円になったと発表した。

同社は物流業界における人手不足や「24年問題」への対応などにより厳しい経営環境が続くなか、安全・品質向上のための諸施策や運賃・料金適正化などにより経営基盤を強化した。売上高は増加したものの、安全品質面や環境面の対策費用増加により、経常利益は前期比2億4100万円(8.5%)減少し25億8900万円となった。

物流面では、トヨタ自動車による部品の引取物流拡大に対応し、幹事輸送会社として物流効率化を推進している。また、CO2排出量削減に向けた取り組みを継続し、トラック輸送CO2排出量削減率は23年度対比1.4%削減を達成した。環境活動では太陽光発電の導入を21拠点中15拠点で完了し、再生可能エネルギー導入率は9.0%に達した。LED照明への切り替えも進め、事業場内エネルギー使用量削減率は前年度対比8.8%削減となった。

同社は1943年5月設立で、正従業員数1469人、営業用自動車台数746台を保有している。(2025年3月現在)

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LOGISTICS TODAY編集部
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