ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

サンクゼール、長野工場稼働で内製化加速

2026年6月12日 (金)

フードサンクゼール(長野県飯綱町)は12日、2025年8月に取得した食品製造工場「長野工場」(NAGANO Production Base)が6月から稼働を開始したと発表した。6月1日製造分のなめ茸製品から順次出荷を開始しており、6月末から店頭展開を予定している。

(出所:サンクゼール)

同工場は、商品企画から製造、販売までを一貫して手掛ける「食のSPAモデル」の深化を目的に取得した製造拠点で、生産能力および供給体制の強化、在庫管理の適正化、品質管理レベルの向上を図る。これにより、自社製造商品の内製化率を従来の55%から80%へ引き上げ、当社全体の営業利益を1%押し上げる規模の収益改善効果を見込む。

長野工場は長野市大字柳原に立地し、敷地面積3958平方メートル、従業員数10人。瓶詰製品を製造し、生産能力は日産1万5000本。現在はなめ茸を中心に生産を開始しており、今後は「大人の牛しぐれ」や「いぶりがっこタルタル」などの惣菜商品へ対象を拡大する方針。

▲パレタイザーによる積み付け(出所:サンクザール)

工場では省人化と生産性向上を重視し、未使用瓶の取り出しから製品のパレット積み付けまでを機械化。産業用ロボットや連結コンベヤーを導入し、既存の飯綱工場と同等の生産水準を約半数の人員で実現できる体制を構築した。また、検査工程にはAIカメラを採用し、品質の安定化とロス削減を図る。

一方で、製品の味づくりに関わる煮込み工程では熟練作業者による確認を残し、これまで培ってきた味づくりを継承する。

新工場の稼働により供給体制を強化し、全国180店舗を展開する「久世福商店」や「St.Cousair」への安定供給を図る。今後は2027年春を目標に食品安全認証「FSSC22000」の取得を目指し、国際基準に沿った食品安全マネジメント体制の整備を進める。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。