荷主MSC(スイス)は27日、コンテナ船「MSC DILETTA」(ディレッタ)と「MSC TURKIYE」(トゥルキエ)を西アフリカ航路に投入したと発表した。いずれも最大積載数が2万4000TEUに達する超大型コンテナ船で、アジアからガーナ、トーゴ、コートジボワール、カメルーンに至る「アフリカ・エクスプレス」サービスに就航する。

(出所:MSC)
ディレッタ号はトーゴのロメとコートジボワールのアビジャンに入港し、西アフリカの港に寄港した史上最大級のコンテナ船となった。全長400メートルのトゥルキエ号は、ガーナのテマ港とカメルーンのクリビ港に寄港し、西アフリカ沿岸における主要な積み替え拠点および戦略的な貿易拠点としての役割を担う。
両船の投入により、輸出入活動が活発化することで経済成長が促進され、西アフリカ全域の港湾インフラへの投資と開発が期待される。また、1回の航海で大量の貨物を取り扱うことで物流を合理化し、輸送時間の短縮を図る。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com