荷主常石造船は30日、グループ会社の三井E&S造船(東京都港区)が開発した船舶運航モニタリングサービス「Fleet Transfer」(フリートトランスファー)を、ジャパンマリンユナイテッド(JMU、横浜市西区)が建造中の北極域研究船「みらいII」に搭載すると発表した。同船は海洋研究開発機構(JAMSTEC)の依頼により建造されており、2026年11月に完成する。
Fleet Transferは、船上に搭載された多種多様な機器からのデータを秒単位で自動収集・モニタリングするシステムだ。データ収集周期は、顧客のに合わせてカスタマイズでき、収集したデータは衛星通信を通じて陸上のポータルサイトへ送信され、陸上からもリアルタイムで運航状況を把握できる。同システムは、三井物産およびJDSCが出資するseawise(千代田区、シーワイズ)が開発する「seawise」を標準仕様の陸上ポータルサイトとして展開する。
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