荷主アウディ(ドイツ)は2日、Audi Q6 e-tronシリーズをドイツ・インゴルシュタットの本社工場で柔軟かつ持続可能な形で生産していると発表した。同工場は、ドイツ国内で初めて独自のバッテリー組み立て施設を備えるアウディの拠点で、既存のボディショップや組立ラインを活用し、電動モデルの量産体制を確立している。

(出所:アウディ)
インゴルシュタットの物流拠点には、延床面積3万平方メートルの専用ホールを設置し、最大で1日1000個の高電圧バッテリーを組み立てており、自動化率は90%に達する。ここで使用される電力はすべてグリーン電力で、新たな土地を必要とせずに生産能力の向上を図った。
またPPEモデル向けの電動モーターは、ハンガリー・ジェールの工場からDBカーゴによってゼロエミッション輸送されている。Q6 e-tronシリーズの生産では、40台以上のAGV(無人搬送車)による部品供給も導入され、既存のロボット600台以上を再活用している。
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