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中野国交相、「備蓄米の物流の目詰まり今はない」

2025年6月3日 (火)

行政・団体中野洋昌国土交通大臣は3日、参議院で開いた国土交通委員会で備蓄米の流通について言及した。

質問に立った国民民主党の浜口誠議員から小泉進次郎農林水産大臣が5月28日に申し出た、国交省への協力要請の中身について問われた中野大臣は「保管する倉庫からの迅速な出庫、トラックによる滞りのない運送の要請があった」と回答した上で、「国交省から物流業界に対して、備蓄米の迅速な輸送に関する協力を働きかけていくとともに、農水省のチームと連携を図る。国交省では5月30日、米の迅速な輸送を目的として、省内に備蓄米物流支援室を設置した。備蓄米に関して、物流の面で目詰まりが生じないよう、農林水産省とよく連携したい」と答えた。

さらに、浜口議員は備蓄米物流支援室を通じて、どのようにして効率的かつ円滑な物流を実現するのか、その具体的な取り組みを質問。これに対し、中野大臣は「今、全日本トラック協会をはじめ、物流の業界団体に対して、迅速な出庫や輸送について、協力を要請しているところ」と答え、さらに「業界団体に対して、迅速な出庫や輸送について、協力を要請しているところだ。もし、物流で目詰まりが発生した場合、業界団体と協力して、物流事業者の手配する際の支援などを想定している。現時点では、目詰まりが生じているということは聞いていない。国交相としては引き続き、農水省とよく連携して、円滑な米輸送に取り組んでいきたい」と語った。

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LOGISTICS TODAY編集部
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