ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

電気化学工業、ベトナムに新工場を建設

2013年11月8日 (金)

拠点・施設電気化学工業は8日、ベトナムに新会社を設立し、生活・環境プロダクツ部門の主力製品となっている塩化ビニル製粘着テープ「ビニテープ」の製造工場を建設すると発表した。

堅調な国内向け出荷に加えて、東南アジア、中東などの市場拡大で海外向け出荷が順調に伸びているところから、千葉工場(千葉県市原市)の生産設備がフル稼働の状態にある。

今後も需要は拡大傾向にあり、同社は市場が年率5-6%以上拡大するとみて、海外市場の拡大に対応するためベトナムに新工場を建設し、段階的に能力を増強することにしたもの。

ベトナムの新会社は同社の東南アジア統括会社「デンカ・ケミカルズ・ホールディング・アジアパシフィック」の傘下として設立し、新工場をシンガポールに次ぐ統括会社の第二生産拠点として一体運営する。

同社は「ベトナムは、市場拡大が見込まれる東南アジアに位置しており、物流やコスト面での優位性を活かして、より競争力のある製品を供給していく」としている。