拠点・施設NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD、東京都千代田区)は9日、グループ会社であるNXベトナムが、5月20日にベトナム北部のハイフォン市において、「ディンブー・ロジスティクスセンター(第二期)」の開所式を執り行ったと発表した。
ハイフォン市はベトナム北部の重要な港湾都市であり、国際深水港であるハイフォン港を擁している。同港は世界各地への物流アクセスを可能にする国際的な拠点となっており、ベトナム北部の玄関口としての役割を果たしている。近年、グローバルな事業環境の変化に伴い、生産拠点の多様化や移管を検討する企業が増加しており、ハイフォン市はその受け皿としても注目を集める。

▲倉庫外観(出所:NIPPON EXPRESSホールディングス)
同センターは15年に第一期センターが開設され、今回、第二期センターが稼働を開始。第二期センターは敷地面積2万988平方メートル、倉庫面積8550平方メートルのRC造(一部S造)、地上1階建構造。温湿度管理のために定温保管室と大型空調設備を導入し、湿度を常に70%以下に保つことで医療機器や電子機器などの高付加価値商品の保管に最適な環境を提供する。また作業効率の向上を目的に、荷捌きエリアとドックヤードには無柱の大屋根を採用し、雨天時でも効率的な作業が可能な設計となっている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com