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日産、メキシコで新工場が稼働開始

2013年11月13日 (水)

アパレル日産自動車は13日、メキシコのアグアスカリエンテスで20億米ドルを投資し、生産工場の第一段階が12日に稼働を開始したと発表した。新工場はメキシコで同社3か所目の工場で、同国の年間生産能力は、現在の68万台から25%増の85万台以上に拡大する。

日産はアグアスカリエンテス第1、第2工場の物流を完全統合しており、第2工場には両工場のオペレーションを支える、車両輸送のための基地を設けた。両工場を合わせたサービス能力は、毎時95台となっている。

日産の新たな車両工場は、整地、着工から19か月弱で稼働を開始。アグアスカリエンテス第1工場から4マイルしか離れていない新工場では、稼働初日から1日23時間、週6日、年間284日のフル稼働状態となる。

アグアスカリエンテス第1工場では毎時65台の車両を生産、今回稼働する第2工場では稼働当初、1時間に30台の車両を生産する。日産は現在、メキシコで車両生産台数トップの地位を維持している。

第2工場は、1130エーカー(460ヘクタール)の敷地に、延べ194万2491平方メートルの建屋5棟で構成。22万平方メートルのメイン建屋にはプレス、車体、塗装、組み立て、バンパーの樹脂成型、塗装のラインを備えた。

同工場では20市場で販売する計画の2014年モデル「セントラ」が最初の生産車両となる。