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ダイムラーと日産、メキシコで合弁工場着工

2015年9月4日 (金)

拠点・施設ダイムラーとルノー・日産アライアンスは3日、メキシコ中部のアグアスカリエンテスで、ダイムラーと日産が出資して設立する生産合弁会社「COMPAS」の新工場建設に着工したと発表した。メルセデス・ベンツ、インフィニティ向けの次世代プレミアムコンパクトカーを生産する。

COMPASはダイムラーと日産の折半出資となっており、両社は総額10億米ドル(1210億円)を投資し、最高水準を目指す生産工場の建設と運営を統括する。

新工場は、日産のアグアスカリエンテス第2工場に隣接して建設され、初期段階の年間生産能力は23万台以上とする計画。また、2020年までに3600人の直接雇用を創出する。生産能力は市場の伸長や需要の拡大に応じて、拡張する可能性もあるという。

現地調達率を高めることで、メキシコでサプライヤーベースを大幅に拡大し、直接雇用以外に1万2000人の間接雇用を見込む。