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ポッカサッポロF&B、名古屋工場に新棟完成

2013年11月15日 (金)

拠点・施設ポッカサッポロフード&ビバレッジは15日、名古屋工場再整備整備計画の中核となる新工場「第三工場」が竣工し、来年1月からの本格稼動に向けた態勢が整ったと発表した。

同社は現在、愛知県で名古屋工場のほか、コーヒー豆の焙煎を専門とする「豊田工場」(豊田市)を展開しており、名古屋工場では、かねてから設備の老朽化と生産能力の増強が課題となっていたことから、再整備計画を実施している。

今回の再整備で、「ポッカレモン100」を中心に製造する新工場の建設など総額32億円の投資計画を組むにあたり、愛知県の「産業空洞化対策減税基金」、北名古屋市が県と連携した「企業立地促進条例」を活用した。

新工場は、名古屋工場敷地内のスペースに5階構造の建屋(建築面積1508m²、延床面積4851m²)を新築し、最新の製造ラインを設置。主にビン入りポッカレモン100などの炭酸飲料を製造する。新工場の稼動により、生産能力は最大で現行の70%アップとなる。

また、将来に向けた製造品目の多様化にも対応可能な態勢を整える。投資額は24億円で、2014年1月中旬から操業を開始する。