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健康食ブームで味噌の輸出が過去最高、名古屋税関

2025年6月19日 (木)

調査・データ名古屋税関は18日、貿易統計特集として名古屋港からの「味噌」の輸出について資料を公開した。

名古屋港においては、味噌の輸出金額、数量ともに管内の9割以上を占め右肩上がりの傾向が続いているが、2024年は特にその伸びが顕著だった。24年における味噌の輸出金額は全国で63億円、名古屋港で16億4135万円となりともに過去最高を更新。同年の味噌の輸出数量についても全国で2万3497トン、名古屋港で6802トンとともに過去最高を更新した。また名古屋港における全国港別のシェアは、輸出金額で26%、輸出数量で28.9%といずれも1位を記録した。

過去10年の全国港別輸出金額の推移をみると、名古屋港は22年以降3年連続で全国港別シェア1位を達成している。輸出金額ベースでみると、アメリカ、大韓民国、オランダ、フランス、英国が上位5か国となっており、輸出金額全体の75%を占めた。輸出が増加している要因としては、世界的に健康的な食生活への関心が高まっていることが考えられる。日本食のブームや健康、美容に期待できる食品として「発酵食品」が注目を集めており、味噌も日本の伝統的な発酵食品の一つとして世界中で注目を集めているという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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