拠点・施設Trasaburou(トラサブロウ、千葉県柏市)は23日、西日本地域での事業基盤強化を目的に、兵庫県三田市に「関西三田事業所」を新たに開設し、軽貨物運送、車両レンタル、整備事業を開始したと発表した。
同社はEC(電子商取引)市場拡大や配送需要の増加を背景に、燃料費高騰、ドライバー不足、車両維持コスト上昇など、軽貨物業界が直面する物流課題への対応を急務と位置付けてきた。今回の事業所開設により、西日本エリアのサービス体制を強化し、地域社会が求める効率的かつ持続可能な物流ソリューションを提供していく。
同社によると、関西エリアでは経済活動が活発である一方、軽貨物事業者の経営環境は厳しい状況が続いている。新拠点の稼働により、地域の雇用創出を実現しつつ、ラストワンマイル配送の効率化支援、軽貨物事業者への車両レンタルと整備サポートを展開する。
Trasaburouは2013年12月、車両売買会社として設立。15年に軽貨物事業に参入し、業者価格による自社仕入れを活かした車両レンタル事業を展開。物流業務、人材確保、車両提供、アフターフォローまでを自社で一括運用できる点が特徴となっている。
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