環境・CSRアスエネ(東京都港区)は25日、長崎県佐世保市が実施する事業者CO2見える化事業の受託事業者として佐世保市内企業の脱炭素経営を支援すると発表した。
本事業では市内事業者を対象にScope1-2のCO2排出量見える化支援を実施し、1万3000社以上の導入実績を有するクラウドサービスASUENEを活用して燃料・電力使用に伴う排出量を見える化する。GX(グリーントランスフォーメーション )・ESG動画学習サービス「ASUENE ACADEMY」による脱炭素基礎や算定手法の教育コンテンツを提供し、同セミナーを開催してCO2排出状況把握と削減支援希望事業者を募集する。
長崎県佐世保市は、2050年カーボンニュートラルの実現を目指し、造船業や観光業を主要産業とする港湾都市で離島への航路も有する一方、公共交通機関が主要部に限られるため自動車依存度が高い。このため運輸部門によるCO2排出量は市全体の29%を占め、全国平均を上回る水準だ。CO2排出量算定をこれから開始する企業では知見不足や体制整備、人材面での課題が顕在化している。
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