調査・データ門司税関が17日に発表した2025年上半期の九州経済圏貿易概況(速報)によると、輸出は前年同月比0.9%増の6兆338億円で9期連続のプラス、輸入は同5.5%減の5兆652億円で4期連続のマイナスとなった。差し引き9686億円の黒字で4期連続の輸出超過。
輸出では、「船舶」が3079億円(14.1%増)、「半導体等製造装置」が4978億円(6.7%増)と増加した一方、主力の「自動車」が1兆6048億円(3.4%減)と減少した。
輸入では、「重電機器」が575億円(95.7%増)と増加した一方、「石炭」が3553億円(32.7%減)、「金属鉱及びくず」が5295億円(9.3%減)と増加した。
なお同日に発表した、6月の九州経済圏貿易概況(速報)によると、輸出は前年同月比7.2%減の9797億円で3か月連続のマイナス、輸入は同6.1%減の8128億円で5か月連続のマイナスとなった。差し引き1668億円の黒字で5か月連続の輸出超過。
輸出では、「船舶」が485億円(45.3%増)と増加した一方、「自動車」が2583億円(22.1%減)、「鉄鋼」が681億円(18.7%減)と減少した。
輸入では、「原粗油」が1802億円(12.5%増)と増加した一方、「石炭」が422億円(39.2%減)、「石油製品」が441億円(27.5%減)と減少した。
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