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日本郵船など4船社、インドLNG輸送で長期契約

2013年12月3日 (火)

ロジスティクス日本郵船・商船三井・川崎汽船、シッピングコーポレーションオブインディア(SCI)の4船社は3日、コンソーシアムを編成してインドのペトロネットLNG社(ニューデリー)と17万3000立方メートル型新造LNG船1隻の長期定期傭船契約を締結したと発表した。併せて現代重工業(韓国・ウルサン)とこの船の造船契約を結んだ。

ペトロネットLNG社はインドで初めてLNGを輸入した会社で、2004年にカタールから年間500万トンのLNG船による輸入を開始。09年から追加で年間250万トン、合わせて3隻のLNG船で輸入している。今回契約を締結した4隻目は、新たに豪州ゴードンLNGプロジェクト向けに投入される。

4船社コンソーシアムは、既存の3隻に加えて今回の4隻目も獲得。新会社「インディアLNGトランスポートカンパニー(No.4)」をシンガポールに設立し、16年9月から19年間の契約でLNGを輸送する。船舶管理はSCIが受け持つ。