調査・データジモティーは12日、国土交通省の「多様な受取方法等の普及促進実証事業費補助金」に採択されたと発表した。オープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」を運営するPackcity Japanと連携し、東京都内4区で個人間取引の非対面受け渡しを行う実証実験を10月から開始する。
物流業界ではEC(電子商取引)の拡大やトラックドライバーの時間外労働規制により、再配達削減が課題となっている。同社は、対面による不要品の譲渡を中心に展開してきたが、心理的抵抗や日時調整の煩雑さが障壁となっていた。PUDOロッカーを活用することで、利用者は好きな時間に品物を預けたり受け取ったりできる仕組みを導入する。
新システムでは、アプリ上でロッカーの空き状況確認から受け取りまで完結可能にする。これにより対面に抵抗のある層の利用促進を図り、配送を伴わない取引の選択肢を広げることで、物流負荷軽減とドライバー負担の削減に寄与する。
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